米特別検察官が辞任、トランプ氏の議会襲撃・機密文書事件担当

トランプ次期米大統領のホワイトハウス復帰が近づく中、同氏が2020年大統領選の結果を覆そうとした事件などで捜査を指揮したスミス特別検察官(写真)が10日辞任した。写真は2023年8月撮影(2025年 ロイター/Kevin Wurm)
[12日 ロイター] - トランプ次期米大統領のホワイトハウス復帰が近づく中、同氏が2020年大統領選の結果を覆そうとした事件などで捜査を指揮したスミス特別検察官が辞任した。
11日の米地裁への提出書類によると、スミス氏は10日に司法省を辞職した。
スミス氏はトランプ氏の機密文書持ち出し事件も担当していた。
トランプ氏の24年大統領選での勝利を受け、現職大統領を起訴できないとする司法省の規則に基づき、両事件とも起訴を取り下げていた。
トランプ氏は12日、スミス氏の辞任を歓迎し、同氏が何も達成しておらず「多くの人々と家族の生活を破壊した」と批判した。
トランプ氏は就任後にスミス氏を解任する考えを示していた。