生物多様性COP16開幕、自然保護に向けた資金確保が焦点

10月21日、国連生物多様性条約第16回締約国会議(COP16)がコロンビアで開幕した。写真は同日、ユンボで撮影(2024年 ロイター/Luisa Gonzalez)
javier Andres Rojas Jake Spring
[カリ(コロンビア) 21日 ロイター] - 国連生物多様性条約第16回締約国会議(COP16)が21日コロンビアで開幕した。各国首脳らは、自然破壊を食い止めるための資金確保に向けて緊急に行動する必要があると訴えた。
議長でコロンビアの環境相であるスサナ・ムハマド氏は「地球には無駄にできる時間はない」と述べ、「このミッションに必要な資金が不足していることは私たち全員が認めることだ」と述べた。
各国は2022年に23項目からなる30年までの国際保全目標を採択。COP16は、保全のために年間2000億ドルを捻出することなど、この目標をどのように実施するかを検討する任務を負っている。
地球規模生物多様性枠組み基金を昨年設立したが、開幕式で登壇したスピーカーらは、これまでのところ基金には数百万ドルしか集まっておらず、 想定されていた数十億ドルには達していないと指摘した。
国連のグテレス事務総長は20日夜のビデオメッセージで、世界は30年の目標達成に向けて軌道から外れていると指摘。サミット閉幕時には、枠組み基金に大幅な新規投資が行われていなければならないと語った。
ブラジルの首席交渉官アンドレ・コレア・ド・ラーゴ氏は開会の全体会議で、基金への寄付金が不足しているため、枠組みの目標を達成できないのではないかとの懸念が高まっていると述べた。
先進国は生物多様性枠組みの中で、25年までに開発途上国に年間200億ドルを拠出することに合意しており、経済協力開発機構(OECD)の最新データによると、これは22年の年間154億ドルから増額される。
ムハマド氏は、COP16が成功と見なされるためには、財政面も含め、 各国の生物多様性に関する誓約の検証、保全に関する決定への先住民の参加の強化、各国が遺伝物質の共有に対して支払う方法についてなど、幅広い項目で合意する必要があると述べた。
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