EU競争政策担当に指名のリベラ氏、巨大テックの支配力に対処へ
9月17日、欧州連合(EU)欧州委員会のフォンデアライエン委員長は、注目される上級副委員長(競争政策担当)にスペインのエコロジー移行担当相を務めるテレサ・リベラ氏(55)を指名した。写真はブリュッセルの欧州委員会本部前に掲げられた欧州旗。2023年3月撮影(2024年 ロイター/Johanna Geron)
Foo Yun Chee
[ブリュッセル 17日 ロイター] - 欧州連合(EU)欧州委員会のフォンデアライエン委員長は17日、注目される上級副委員長(競争政策担当)にスペインのエコロジー移行担当相を務めるテレサ・リベラ氏(55)を指名した。同氏は規制緩和を求める声と折り合いをつけながら、巨大テック、銀行、航空会社に立ち向かうことになる。
就任前には欧州議会の承認を得なければならない。
最大の課題の一つは、アマゾン、アップル、アルファベット傘下のグーグル、マイクロソフト、メタに反トラスト規制を順守させることだ。
退任するベステアー上級副委員長(競争政策担当)は、「デジタル市場法」の順守を怠っているとして、アップル、グーグル、メタの3社を標的に定めている。
もう一つの課題は、巨大テックが既存の支配力を活用することが懸念される中、普及する人工知能(AI)にどう対処するかということだろう。
リベラ氏は、ベステアー氏が始めたEU域外からの国家補助金に対する取り締まりも強化する可能性がある。米国や中国のライバルと競争できる大手企業育成を求める声もあるが、反トラスト規制の緩和を急ぐことはなさそうだ。
リベラ氏はまた、クリーンで公正かつ競争力のあるエネルギー移行を担当する上級副委員長にも指名された。欧州のグリーン目標達成任務を担う。
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