ニュース速報
ワールド

安保理、ロシアの宇宙決議案否決 米「核搭載衛星を開発」と非難

2024年05月21日(火)09時09分

5月20日、国連安全保障理事会(15カ国)は、ロシアが提出した宇宙におけるあらゆる兵器の配備禁止を求める決議案を否決した。写真はニューヨークの国連で2021年6月撮影(2024年 ロイター/Andrew Kelly)

Michelle Nichols

[国連 20日 ロイター] - 国連安全保障理事会(15カ国)は20日、ロシアが提出した宇宙におけるあらゆる兵器の配備禁止を求める決議案を否決した。

決議案は、賛成が7カ国にとどまり、採択に必要な9カ国に届かなかった。7カ国が反対し、1カ国が棄権した。

ロシアは先月、米国が提出した宇宙の非核化を求めた決議案に拒否権を行使した。これを受け米国はロシアが何かを隠しているのではないかとの疑念を抱いた。

米国のウッド国連次席大使は採決に先立ち、ロシアの決議案は核を搭載する新型衛星の開発から「世界の注目をそらすためだ」と批判した。また、ロシアが16日に地球低軌道に人工衛星を打ち上げたことを非難。米国は同衛星について「低軌道にある他の衛星を攻撃できる対宇宙兵器である可能性が高いと評価している」と述べた。

ロシアのネベンジャ国連大使は「何を言っているのか全く理解ができない」と否定した。

米国は、ロシアが宇宙に配備する対衛星核兵器を開発していると非難しているが、 ロシアはこれを否定している。ロシアのプーチン大統領は、ロシアは宇宙への核兵器配備に反対していると述べている。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

トルコのイスラエル総領事館前で銃撃戦、 犯人1人死

ワールド

高市首相「年を越えて石油確保」、補正考えず 予算成

ビジネス

UBS、2026年のS&P500指数目標引き下げ 

ワールド

イラン、米との恒久的和平協議に前提条件設定 海峡通
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:トランプの大誤算
特集:トランプの大誤算
2026年4月14日号(4/ 7発売)

国民向け演説は「フェイク」の繰り返し。泥沼化するイラン攻撃の出口は見えない

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 2
    「南東部と東部の前線で480平方キロ奪還」とウクライナ軍司令官 ロシア軍「⁠春の​攻勢」は継続
  • 3
    米軍が兵器を太平洋から中東に大移動、対中抑止に空白
  • 4
    「考えの浅い親」が子どもに言ってしまっている口ぐ…
  • 5
    【銘柄】イラン情勢で一躍脚光の「NEC」 防衛・宇宙…
  • 6
    「王はいらない」800万人デモ トランプ政権への怒り…
  • 7
    人口減の自治体を救う「小さな浄水場」──誰もが常に…
  • 8
    イラン戦争の現実...アメリカとイスラエル、見え始め…
  • 9
    地面にくねくねと伸びる「奇妙な筋」の正体は? 飛行…
  • 10
    トランプ、イランに合意期限「米東部時間6日午前10時…
  • 1
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 2
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 3
    イラン戦争の現実...アメリカとイスラエル、見え始めた限界
  • 4
    攻撃開始日も知っていた?──イラン戦争を巡る巨額取引…
  • 5
    「考えの浅い親」が子どもに言ってしまっている口ぐ…
  • 6
    なぜイスラエルは対イラン戦争を支持するのか...「イ…
  • 7
    【銘柄】イラン情勢で一躍脚光の「NEC」 防衛・宇宙…
  • 8
    中国がイラン戦争最大の被害者? 習近平の誤った経…
  • 9
    「高市しぐさ」の問題は「媚び」だけか?...異形の「…
  • 10
    人口減の自治体を救う「小さな浄水場」──誰もが常に…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    米特殊部隊、米空軍兵士救出「大成功」に残る多くの疑問
  • 4
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅…
  • 5
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...…
  • 6
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 7
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 8
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 9
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 10
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中