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イスラエル支援法案、米下院議長「今週の可決目指す」

2024年04月15日(月)13時07分

ジョンソン米下院議長は14日、イランの対イスラエル攻撃を受けて、今週中にイスラエル支援法案の可決を目指す方針を示した。法案にウクライナなどへの支援を盛り込むかは明言しなかった。写真はワシントンで2月に撮影したジョンソン氏(2024年 ロイター/Leah Millis)

David Morgan

[ワシントン 14日 ロイター] - ジョンソン米下院議長は14日、イランの対イスラエル攻撃を受けて、今週中にイスラエル支援法案の可決を目指す方針を示した。法案にウクライナなどへの支援を盛り込むかは明言しなかった。

ジョンソン氏はFOXニュースの番組で、イスラエルを支援する単独の法案を過去2回、可決できなかったと指摘。「今週、再挑戦する。現在、法案の詳細をまとめている」と述べた。

これに先立ち、下院のスカリス院内総務(共和党)は、イランの対イスラエル攻撃を受け「同盟国であるイスラエルを支援し、イランとテロリストの代理勢力の責任を追及する法案」で対応すると表明した。詳細は明らかにしなかった。

下院はウクライナ支援を巡って依然大きく見解が割れている。共和党が2023年1月に下院で多数派になって以降、大規模なウクライナ支援策は可決されていない。

一部の下院議員はウクライナ支援を強く支持。ジョンソン議長が法案を採決にかければ下院で賛成票が70%に達すると予測しているが、トランプ前大統領を支持する下院議員の多くは国内問題への支出を優先すべきだとして、ウクライナ支援に反対している。

ロイター
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