24年米大統領選、バイデン氏対トランプ氏なら接戦=ロイター/イプソス調査
ロイター/イプソス調査で、2024年米大統領選挙でバイデン大統領とトランプ前大統領との対戦となった場合は接戦となる可能性が高いことが示された。12月6日、ワシントンのホワイトハウスで撮影(2023年 ロイター/Julia Nikhinson)
[ワシントン 12日 ロイター] - ロイター/イプソス調査で、2024年米大統領選挙でバイデン大統領(81)とトランプ前大統領(77)との対戦となった場合は接戦となる可能性が高いことが示された。直接対決の場合はトランプ氏の支持率が38%と、バイデン氏の36%を2%ポイントの僅差で上回った。
回答者の26%はわからない、または他の人に投票するかもしれないと答えた。
民主党のバイデン氏は経済対策に対する有権者の懐疑的な見方や、メキシコとの国境の安全保障や犯罪への懸念に悩まされている。
一方、共和党の候補指名争いで圧倒的優位となっているトランプ氏は、20年の大統領選挙の敗北を覆そうとした企てや、機密文書の取り扱いに関連して複数の罪で刑事訴追されるなどの問題を抱えている。24年11月5日の選挙前に有罪判決が下された場合、トランプ氏への支持が大幅に低下する可能性がある。
回答者の約60%は二大政党制に満足しておらず、第三の選択肢を望んでいると答えた。
調査は12月5─11日に全米の成人4411人を対象にオンラインで実施された。