パリ五輪、ロシアとベラルーシの中立参加容認 ウクライナ非難

国際オリンピック委員会(IOC)は8日、ウクライナに侵攻しているロシアとその同盟国ベラルーシの選手について、「中立」選手として2024年夏のパリ五輪に出場できると表明した。ただ国旗、国歌、エンブレムの使用は禁じられるほか、出場できるのは個人競技のみで、団体競技には参加できない。(2023年 ロイター/Christian Hartmann)
Karolos Grohmann
[ベルリン 8日 ロイター] - 国際オリンピック委員会(IOC)は8日、ウクライナに侵攻しているロシアとその同盟国ベラルーシの選手について、「中立」選手として2024年夏のパリ五輪に出場できると表明した。ただ国旗、国歌、エンブレムの使用は禁じられるほか、出場できるのは個人競技のみで、団体競技には参加できない。
IOCは声明で「理事会は、国際競技連盟(IF)の既存の出場資格システムを通じて出場資格を得た個人の中立選手(AIN)について、条件に従って24年パリ五輪に出場させると決定した」と表明。「個人の中立選手は、ロシアまたはベラルーシのパスポートを持つ選手を指す」とした。
IOCは、ロシアとベラルーシの政府関係者をパリ五輪に招待しないと表明。ただ、選手が自国政府の行為によって罰せられるべきでないとの見解を示した。
これまでにパリ五輪の出場資格を獲得した世界の4600人の選手のうち、ロシア国籍の選手が8人、ベラルーシ国籍の選手が3人。
ウクライナは、個人の中立選手であっても、パリ五輪にロシアの選手が出場することに反対している。同国のクレバ外相は、IOCの決定は「恥ずべき」ものだと強く非難した。短文投稿サイト「X」(旧ツイッター)に「IOCは本質的に、ロシアにオリンピックを武器化する許可を与えた。なぜなら、ロシア大統領府(クレムリン)はロシアとベラルーシの全選手をプロパガンダ戦の武器として使うと考えられるからだ。オリンピックの原則を損なうこの恥ずべき決定を強く非難するよう、全てのパートナーに強く求める」と投稿した。
ロシアのスポーツ相オレグ・マティツィン氏も、IOCが決定した参加条件は「差別的で受け入れられない」と反発。「この条件はスポーツの原則に反している。ロシアのスポーツではなく、オリンピックそのものを傷つけている。このやり方は絶対に容認できない」と述べた。
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