原油先物1ドル超上昇、ＯＰＥＣプラスの追加減産期待で

米国時間の原油先物は１ドル超上昇した。石油輸出国機構（ＯＰＥＣ）加盟国とロシアなどの非加盟国で構成する「ＯＰＥＣプラス」が追加減産を発表するとの期待感が広がった。２０２２年３月撮影（２０２３年　ロイター/Alexey Malgavko）

Shariq Khan

[ベンガルール ２９日 ロイター] - 米国時間の原油先物は１ドル超上昇した。石油輸出国機構（ＯＰＥＣ）加盟国とロシアなどの非加盟国で構成する「ＯＰＥＣプラス」が追加減産を発表するとの期待感が広がった。

清算値は、北海ブレント先物が１．４２ドル（１．７％）高の１バレル＝８３．１０ドル、米国ＷＴＩ先物は１．４５ドル（１．９％）高の７７．８６ドル。

Ｋｐｌｅｒのアナリスト、マット・スミス氏は、原油市場はＯＰＥＣプラスから何らかの形で価格を支える決定がなされるのではないかとの期待に支えられていると述べた。