ニュース速報

ワールド

韓国中銀総裁、成長や金融安定巡るリスクへの対応強調

2023年06月12日(月)13時19分

 6月12日、韓国銀行(中央銀行)の李昌ヨン総裁(写真)は、成長下振れや金融安定を巡るリスクが政策における主要課題だとし、今年はより洗練された金融政策が必要だとの認識を示した。写真は昨年4月韓国ソウルでの代表撮影(2023年/ロイター)

[ソウル 12日 ロイター] - 韓国銀行(中央銀行)の李昌ヨン総裁は12日、成長下振れや金融安定を巡るリスクが政策における主要課題だとし、今年はより洗練された金融政策が必要だとの認識を示した。

韓国銀行設立73周年の記念式典で「成長下振れリスクや金融安定リスク、米国など主要国の金融政策の変更を考慮し、より洗練された方法で金融政策を運営する必要がある」と述べた。

中銀の迅速な対応でインフレ率は1年7カ月ぶり低水準に鈍化したが、警戒を緩めるのは時期尚早だとし、インフレ鈍化のペースを引き続き注視すると説明した。

不動産市場に安定化の兆しが見られるが、不動産ローンの返済延滞率は上昇しており、関連する金融リスクを注視する必要があると指摘。家計債務の段階的なレバレッジ解消に向けた中長期的な計画を模索すべきとも述べた。

また、「インフレと経済成長の状況は今年各国ごとに異なる可能性が高く、インフレと成長のトレードオフのバランスを保つため洗練された政策対応が重要になる」と語った。

韓国銀行(中央銀行)は先月、3会合連続で政策金利の据え置きを決定。一方で、金融引き締めが終わっていない可能性も示唆した。

ロイター
Copyright (C) 2023 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

ホルムズ海峡で船舶攻撃相次ぐ、米軍は護衛要請に応じ

ビジネス

日産、中東情勢で「流通面に課題」と社長 部品供給は

ワールド

原油先物8%超上昇、ブレント再び100ドル台 イラ

ビジネス

NZ航空が減便、中東紛争受けジェット燃料高騰
MAGAZINE
特集:教養としてのミュージカル入門
特集:教養としてのミュージカル入門
2026年3月17日号(3/10発売)

社会と時代を鮮烈に描き出すミュージカル。意外にポリティカルなエンタメの「魔力」を学ぶ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」と言われる外国特派員の私が思うこと
  • 2
    「このままよりはマシだ」――なぜイランで米軍の攻撃に支持が広がるのか
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    職業別の収入に大変動......タクシー運転手・自動車…
  • 5
    キャサリン皇太子妃、英連邦デー式典に出席...公開さ…
  • 6
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」…
  • 7
    「邪悪な魔女」はアメリカの歴史そのもの...歌と魔法…
  • 8
    イランがドバイ国際空港にドローン攻撃...爆発の瞬間…
  • 9
    40年以上ぶり...イスラエル戦闘機「F-35I」が、イラ…
  • 10
    ホルムズ封鎖で中国動く、イランと直接協議へ
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 3
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」と言われる外国特派員の私が思うこと
  • 4
    キャサリン皇太子妃、英連邦デー式典に出席...公開さ…
  • 5
    「このままよりはマシだ」――なぜイランで米軍の攻撃…
  • 6
    【長期戦はイラン有利】米側の体制転覆シナリオに暗…
  • 7
    イラン猛反撃、同士討ちまで起きる防空戦はいつまで…
  • 8
    日本の保護者は自分と同じ「大卒」の教員に敬意を示…
  • 9
    中国はイランを見捨てた? イランの「同盟国」だっ…
  • 10
    中国、4隻目の空母は原子力艦か──世界3番目の原子力…
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 4
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...…
  • 5
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 6
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 7
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 8
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中