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NASA、原子力推進ロケットのエンジンを27年までに実証試験

2023年01月25日(水)12時02分

米航空宇宙局(NASA)は国防高等研究計画局(DARPA)と連携して原子力推進ロケットに搭載するエンジンの実証試験を2027年までに実施する方針だ。ケネディ宇宙センター、2021年4月撮影(2023年 ロイター/Joe Skipper)

[ワシントン 24日 ロイター] - 米航空宇宙局(NASA)は国防高等研究計画局(DARPA)と連携して原子力推進ロケットに搭載するエンジンの実証試験を2027年までに実施する方針だ。将来の火星への有人飛行の効率性を高める取り組みの一環。NASAのネルソン長官が24日、メリーランド州での会合で発表した。

NASAの当局者は、月より遠くへの有人飛行には原子力推進ロケットが不可欠と考えている。従来のエンジンでは火星への飛行に約9カ月を要するが、原子力エンジンであれば4カ月程度で済むという。

飛行期間の短縮により宇宙飛行士が宇宙空間で放射能にさらされる時間を大幅に短縮できる上、食糧など輸送する物資も少なくて済む。

NASAのメルロイ副長官は、宇宙飛行士にとっては飛行時間が短ければ短いほど、安全性が高まると説明した。

DARPAは21年、原子力推進ロケットの設計を研究するためジェネラル・アトミクス、ロッキード・マーチン、ジェフ・ベゾス氏の宇宙開発企業ブルー・オリジンの3社に助成金を給付した。DARPAの担当者によると、実証試験で使うロケットを製造する業者は今年3月ごろまでに選定する。

ロイター
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