ニュース速報

ワールド

ロシア、15億ドルのレアアース投資計画 中国に次ぐ2位目指す

2020年08月13日(木)11時24分

 8月13日、ロシア政府高官は、防衛、通信、代替エネルギーセクターなどに欠かせないレアアース(希土類)分野で15億ドルの投資を計画していると明らかにした。2030年までに中国に次ぐ世界2位の生産国となることを目指す。写真は中国で2011年7月撮影(2020年 ロイター)

[モスクワ 12日 ロイター] - ロシア政府高官は、防衛、通信、代替エネルギーセクターなどに欠かせないレアアース(希土類)分野で15億ドルの投資を計画していると明らかにした。2030年までに中国に次ぐ世界2位の生産国となることを目指す。

レアアースは中国が世界の生産量の63%、埋蔵量の37%を占め、米国など各国が中国への依存を減らそうとしている。

ロシアには世界全体の10%に当たる1200万トンの埋蔵量があり、政府は海外からの投資を後押しする方針だ。

Alexei Besprozvannykh産業貿易次官によると、ロシアは世界のレアアース生産に占めるシェアを現在の1.3%から2030年までに10%に拡大するため11のプロジェクトを掲げており、これらのプロジェクトの海外投資家に対し鉱業税の削減や低利融資などを提供する方針だ。プロジェクトには少なくとも15億ドルの投資が必要と試算しているという。

同次官は、レアアース市場における中国の優位は変わらないものの、ロシアは2030年までに中国に次いで2位となることを目指していると述べた。

また、11のプロジェクトにより、ロシアは2025年までにレアアースの国内自給をほぼ達成し、2026年から輸出することが可能になるとの見方を示した。

ロイター
Copyright (C) 2020 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

訂正(24日配信記事)-英、ウクライナへの一連の支

ワールド

米国民の84%「小児ワクチンは安全」、トランプ氏の

ビジネス

上海市、住宅購入制限を緩和 需要喚起へ

ビジネス

JPモルガン、金価格の長期予測を4500ドルに引き
MAGAZINE
特集:日本人が知らない AI金融の最前線
特集:日本人が知らない AI金融の最前線
2026年3月 3日号(2/25発売)

フィンテックの進化と普及で、金融はもっと高速に、もっとカジュアルに

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医師がすすめる意外な健康習慣
  • 2
    米国の中国依存が低下、台湾からの輸入が上回る
  • 3
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く高齢期の「4つの覚悟」
  • 4
    3頭のクマがスキー客を猛追...ゲレンデで撮影された…
  • 5
    最高裁はなぜ「今回は」止めた?...トランプ関税を違…
  • 6
    【クイズ】サメによる襲撃事件が最も多い国はどこ?
  • 7
    「水道水」が筋トレの成果を左右する...私たちの体に…
  • 8
    2月末に西の空で起こる珍しい天体現象とは? 「チャ…
  • 9
    カビが植物に感染するメカニズムに新発見、硬い表面…
  • 10
    「IKEAも動いた...」ネグレクトされた子猿パンチと「…
  • 1
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より日本の「100%就職率」を選ぶ若者たち
  • 2
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医師がすすめる意外な健康習慣
  • 3
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く高齢期の「4つの覚悟」
  • 4
    「水道水」が筋トレの成果を左右する...私たちの体に…
  • 5
    「#ジェームズ・ボンドを忘れろ」――MI6初の女性長官…
  • 6
    カビが植物に感染するメカニズムに新発見、硬い表面…
  • 7
    海外(特に日本)移住したい中国人が増えている理由.…
  • 8
    100万人が死傷、街には戦場帰りの元囚人兵...出口な…
  • 9
    米国の中国依存が低下、台湾からの輸入が上回る
  • 10
    ロシアに蔓延する「戦争疲れ」がプーチンの立場を揺…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 4
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 5
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 6
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 7
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 8
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中