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NAFTA再交渉、米国との協議は前進=メキシコ経済相
8月9日、メキシコのグアハルド経済相(写真)は、北米自由貿易協定(NAFTA)の見直しについてライトハイザー米通商代表部代表と2日目の会談を行った。メキシコ市で5月撮影(2018年 ロイター/Henry Romero)
[ワシントン 9日 ロイター] - メキシコのグアハルド経済相は9日、北米自由貿易協定(NAFTA)の見直しについてライトハイザー米通商代表部(USTR)代表と2日目の会談を行った。会談後にグアハルド氏は、協議は進展しているが、カナダが協議に戻れるために必要な米国とメキシコの合意にどの程度時間がかかるかは不明だと説明した。
「われわれは努力している。複数の分野で進展している。今朝多くのことを話し合った」と述べた。
メキシコと米国は、自動車分野の原産地規則や賃金について主に協議している。
会談後に自動車分野に関する議論について質問された際、グアハルド氏は「できるだけ早期の合意を目指し全力を尽くしている」とコメントし、10日もワシントンに滞在すると明らかにした。
グアハルド氏は会談前、カナダが来週協議に参加するかとの質問に対して「その可能性はある」と述べた。ただ、まず米国とメキシコの間で合意する必要があると説明した。
メキシコのビデガライ外相と、ロペスオブラドール次期政権で交渉を担当するヘスス・セアデ氏もグアハルド氏に同行している。