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米、金正恩氏の妹らを制裁対象に 人権侵害で

1月11日、米財務省は、人権侵害や弾圧を理由に、北朝鮮の最高指導者、金正恩氏の妹、金与正・朝鮮労働党宣伝扇動部副部長を含む7人の高官を制裁対象に加えたと発表した。写真は北朝鮮の国旗、ジュネーブで2014年10月撮影(2017年 ロイター/Denis Balibouse)
[ワシントン 11日 ロイター] - 米財務省は11日、人権侵害や弾圧を理由に、北朝鮮の最高指導者、金正恩氏の妹、金与正・朝鮮労働党宣伝扇動部副部長を含む7人の高官を制裁対象に加えたと発表した。
財務省外国資産管理室(OFAC)は声明で「北朝鮮は、深刻な人権侵害をはたらいているだけなく、厳しい弾圧政策を実施し、非人道的で抑圧的な行為を隠している」と指摘した。
今回、金元弘国家安全保衛部長も制裁対象となった。
米国務省は別途、声明を発表し、北朝鮮が超法規的な殺人、拘留、強制労働、拷問などを続けていると批判。そうした行為は主として8万─12万人が収容されているとみられる政治犯留置所で行われると指摘した。
*見出しの文言を修正しました。