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激戦の米大統領選、トランプ氏が勝利へじわり近づく

2016年11月09日(水)16時09分

 11月8日、米大統領選は8日、投開票が行われ、両候補の大接戦となっている。共和党のドナルド・トランプ候補が予想を超える強さをみせており、激戦州のフロリダ、オハイオ、アイオワ、ノースカロライナを制した。写真はフィラデルフィアで撮影(2016年 ロイター/Charles Mostoller)

[8日 ロイター] - 米大統領選は8日、投開票が行われ、共和党のドナルド・トランプ候補が勝利へ近づいている。トランプ候補が予想を超える強さをみせ、激戦州のフロリダ、オハイオ、アイオワ、ノースカロライナを制した。FOXニュースはウィスコンシンでも勝利したと報じた。

米メディアによると、米東部時間午後12時25分(日本時間9日午後2時25分)時点で、民主党のクリントン候補が獲得した選挙人の数は215人、共和党のトランプ候補は244人。当選には過半数の270人を獲得する必要がある。

トランプ氏はミシガン、ペンシルベニア、アリゾナ州でかろうじて優勢となっている。クリントン氏が接戦のペンシルベニア、ミシガン、ニューハンプシャーを制し、アリゾナで番狂わせの勝利を収めれば、過半数を超える可能性はある。

トランプ候補は南部や中西部の州で、民主党のクリントン候補は東海岸沿いの複数の州や中西部イリノイ州で勝利を確実にした。

こうした中、トランプ候補が米西部ネバダ州ラスベガスでの期日前投票について、選挙管理人が規定の投票時間を延長して有権者に投票させたとして投票記録の保管命令を求めて起こした訴訟で、同州の地区連邦地裁は8日、これを棄却した。

ロイター
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