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原油先物上昇、英EU離脱決定めぐる懸念和らぐ

2016年06月30日(木)03時04分

 6月29日、原油先物相場は3%近く上昇している。写真はニースのガソリンスタンドで2014年12月撮影(2016年 ロイター/Eric Gaillard)

[ニューヨーク 29日 ロイター] - 米ニューヨーク時間29日中盤の原油先物相場は、3%近く上昇している。英国の欧州連合(EU)離脱決定をめぐる懸念が和らぐ中、米原油在庫が予想以上に減少し、一段高の展開となっている。

ノルウェーの石油関連労働者によるストライキの可能性やベネズエラのエネルギー業界が危機的な状況に陥っていることも支援している。

米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)の週間石油統計(6月24日までの週)によると、米原油在庫は410万バレル減少。減少幅は市場予想の240万バレルを上回った。

米東部時間午後1時半(日本時間7月1日午前2時半)時点で、北海ブレント先物は1.38ドル(2.84%)高のバレル当たり49.96ドル。

米WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)先物は1.38ドル(2.86%)高のバレル当たり49.23ドル。

ロイター
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