中国奇瑞汽車、欧州では他社との生産委託通じて生産拡大へ
奇瑞汽車のイベントで展示されたSUV「オモダ9」。イタリア・ミラノで2025年4月撮影。REUTERS/Claudia Greco
[パリ 12日 ロイター] - 中国の奇瑞汽車(チェリー・オートモービル)は、欧州で他のメーカーの既存工場で自動車を組み立ててもらう生産委託によって欧州での製造拡大を目指す。複数の経営上層幹部が明らかにした。
フランス法人のリオネル・フレンチ・キーオ最高商務責任者(CCO)は、首都パリでの「オモダ」「ジェクー」ブランドの発表イベントでロイターに対して「欧州でさらなる生産能力を探っている」と語った。
また奇瑞汽車の尹同躍会長は記者団に、欧州では新規組み立て工場への投資よりも既存の生産設備の活用が望ましいと説明。「これらのプロセスには時間と労力が必要になるが、何より大事なのは正しい現地のパートナー関係を構築することで、数カ月以内に皆さんにお知らせできると期待している」と語った。
尹会長は、具体的な協議相手や、欧州何カ国で提携を模索しているかについては言及を避けたが、フランスは拠点候補に含まれると明らかにした。
奇瑞汽車は既にスペインで現地企業との合弁を通じてバルセロナの旧日産自動車工場に投資しており、2029年までに年間20万台の生産を目指している。





