インドネシア格付け、投資家の信頼回復が鍵 株価急落受け=S&P
2月19日、格付け会社S&Pグローバル・レーティングは、インドネシアの株式市場が指数算出会社MSCIによる1月の警告を受けて急落したことを受け、同国の格付けにとって投資家の信頼回復が鍵になるとの見方を示した。写真は1月、ジャカルタのインドネシア証券取引所(IDX)で撮影(2026年 ロイター/Ajeng Dinar Ulfiana)
[シンガポール 19日 ロイター] - 格付け会社S&Pグローバル・レーティングは、インドネシアの株式市場が指数算出会社MSCIによる1月の警告を受けて急落したことを受け、同国の格付けにとって投資家の信頼回復が鍵になるとの見方を示した。
海外への資金流出につながった市場構造について当局が対応を進めていると指摘し、現時点でソブリン信用指標への直接的な影響は限定的だと述べた。
S&Pのアナリストはリポートで「投資家の信頼への打撃は回復可能だ。しかし回復に失敗すれば、MSCIによる分類見直しよりも深刻な打撃になる」と指摘。
インドネシアのソブリン格付けは財政実績と対外安定性の両方に敏感だとし、「株式市場の変動に起因するさらなる悪化は、ネガティブな格付け措置の可能性を高める恐れがある」と述べた。
MSCIは1月、インドネシア企業の所有構造と取引の透明性に懸念があると指摘。これを受けて同国株が急落し、当局は抜本的な改革案を発表した。
ムーディーズは今月、インドネシアの格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に引き下げた。政策の実効性に関するリスクなどを理由に挙げた。





