EU首脳、米中との競争にらみ対策協議 競争力維持へ「行動の時」
欧州連合(EU)は12日にベルギーで非公式の首脳会議(写真)を開く。現地に到着した各国首脳は、欧州企業が競争力を維持し、米国や中国との激しい経済競争を戦うためにも、エネルギーコスト削減と域内自由市場の機能改善が急務だと指摘した。12日撮影(2026年 ロイター/Murad Sezer)
Julia Payne Philip Blenkinsop
[アルデンビーゼン(ベルギー) 12日 ロイター] - 欧州連合(EU)は12日にベルギーで非公式の首脳会議を開く。現地に到着した各国首脳は、欧州企業が競争力を維持し、米国や中国との激しい経済競争を戦うためにも、エネルギーコスト削減と域内自由市場の機能改善が急務だと指摘した。
メルツ独首相と共に到着したマクロン仏大統領は「われわれは行動を起こす必要があるという切迫感を共有している」と述べた。
各国首脳が共有するのは、域内の経済統合の進展の遅れに対する不満や焦燥感だ。スウェーデンのクリステション首相は「議論は多いが行動が乏しい。少なくともこの傾向を逆転させるチャンスだ」と述べた。
議題はEU単一市場の深化、金融市場の統合推進、エネルギーコスト削減など多岐にわたる。EUの競争力や単一市場に関する2024年の報告書を執筆したドラギ元イタリア首相とエンリコ・レッタ氏が会議に招かれた。
今回の会議では具体的な決定は見込まれないが、マクロン氏は6月の首脳会議を決定期限とすべきとの考えを示している。





