午前の日経平均は反発、ファーストリテが押し上げ バリュー株もしっかり
東京証券取引所で働く東京証券取引所の従業員(2018年10月撮影(2026年 ロイター/Issei Kato)
Mayu Sakoda
[東京 9日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は反発し、前営業日比575円44銭高の5万1692円70銭だった。前日に決算を発表したファーストリテイリング9983.Tが9%高と急反発し、日経平均を押し上げた。日米の金利上昇やドル/円の円安進行を受けて、金融や輸出関連などのバリュー株も底堅く推移した。
日経平均は250円高で寄り付いた後、もみ合いを挟みながらも上値を伸ばし、前引け間際に589円高の5万1707円08銭まで上昇した。前日に通期予想と年間配当予想の上方修正を発表したファーストリテイリングが急騰し、1銘柄で日経平均を519円押し上げた。
アイザワ証券の坂瀬勝義市場情報部長は「日中関係の悪化や米雇用統計を控えて様子見ムードが広がりやすい中、ファーストリテイリングなどの好材料株に資金が集中したようだ」と分析している。
TOPIXは0.73%高の3509.80ポイントで午前の取引を終了した。東証プライム市場の売買代金は3兆2062億7700万円だった。
東証33業種では、値上がりは銀行、輸送用機器、繊維製品、証券など23業種、値下がりは非鉄金属、医薬品など10業種となった。
そのほか個別では、三越伊勢丹ホールディングス、ZOZO、資生堂、SCREENホールディングスが4%超高でしっかり。
前日に決算を発表したイオン、ツルハホールディングスは約6%下落。フジクラ、住友電気工業、ヤマトホールディングスは3─4%超安だった。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1170銘柄(72%)、値下がりは387銘柄(24%)、変わらずは47銘柄(2%)だった。
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