金が最高値更新、米・ベネズエラ緊張で 銀も最高値
12月23日、金の現物価格が史上最高値を更新し、1オンス=4500ドルに迫った。写真はインド・ムンバイで3月撮影(2025年 ロイター/Francis Mascarenhas)
Sherin Elizabeth Varghese
[23日 ロイター] - 金の現物価格が23日、史上最高値を更新し、1オンス=4500ドルに迫った。米国とベネズエラの緊張の高まりを受け、安全資産とされる金に投資家が殺到している。銀も最高値を更新した。
0527GMT(日本時間午後2時27分)時点で、金現物は0.8%高の1オンス=4479.18ドル。一時、最高値の4497.55ドルまで上昇した。
ニューヨーク金先物2月限は1%高の4511.50ドル。
KCMトレードのチーフ・マーケット・アナリスト、ティム・ウォータラー氏は「米・ベネズエラ間の緊張を受け、不確実性に対するヘッジとして投資家の関心が金に向いている」と指摘。米追加利下げ観測を背景としたポジション調整も、今週の価格急伸を後押ししていると述べた。
同氏は、投資家が引き続き貴金属をポートフォリオ分散や価値保蔵の有効な手段とみなしているとし「金と銀がピークに達したとはまだ思わない」との見方を示した。
トランプ米大統領は先週、ベネズエラに出入りする制裁対象の全石油タンカーに対する全面的な封鎖を命じている。
また、トランプ氏が来年1月初旬までに連邦準備理事会(FRB)の次期議長を指名する可能性があるとの報道を受けて、FRBのハト派色が強まるとの見方も浮上している。
銀の現物価格は0.5%高の69.39ドル。一時、最高値の69.98ドルまで上昇した。供給不足、工業需要、投資資金の流入が背景。年初来の上昇率は141%に達している。
ペッパーストーンのシニアストラテジスト、マイケル・ブラウン氏は、休暇シーズンに伴う流動性の低下により一時的な調整の可能性を指摘しつつも、来年には金が5000ドル、銀は長期的に75ドルの目標水準を目指すとみている。
プラチナ現物は約17年ぶりの高値。パラジウムは3年ぶりの高値。いずれも金・銀相場の上昇に連動した動きとなった。
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