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情報BOX:大手銀、米12月利下げ巡り見解分かれる 雇用統計受け

2025年11月25日(火)02時28分

米連邦準備理事会(FRB)ビル。(2025年7月14日、米ワシントン)。REUTERS/Jonathan Ernst

[24日 ロイター] - 大手金融機関の間では、米連邦準備理事会(FRB)が年内最後となる12月の連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利を再び引き下げるか、据え置きを維持するかについて依然として見解が分かれている。先週公表された米雇用統計の強弱入り混じる内容が背景にある。

米金融大手のモルガン・スタンレー、JPモルガンのほか、英銀大手スタンダード・チャータードは12月の利下げ予想を撤回した。ドイツ銀行、米シティグループ、米ウェルズ・ファーゴ、英HSBCは依然として25ベーシスポイント(bp)の利下げを予想しているものの、据え置きの可能性が大幅に上昇していると指摘している。

各社の最新予想は以下の通り。

会社名 12月FOMC 25年末時点のFF金利

Citigroup 25 bp 3.00-3.25% (March

  2026)

Wells Fargo 25 bp 3.50-3.75%

 

Goldman Sachs 25 bp 3.50-3.75%

 

J.P.Morgan No cut 3.75-4.00%

 

Barclays 25 bp 3.50-3.75%

 

Nomura No cut 3.75-4.00%

 

Morgan Stanley No cut 3.75-4.00%

 

Deutsche Bank 25 bp 3.50-3.75%

 

BofA Global No cut 3.75-4.00%

Research

BNP Paribas 25 bp 3.50-3.75%

 

HSBC 25 bp 3.50-3.75%

 

Standard Chartered No cut 3.75-4.00%

Macquarie 25 bp (by Q1 3.50-3.75%

2026)

UBS Global 25 bp 3.50-3.75%

Research

ロイター
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