米10月ISM非製造業指数、52.4と8カ月ぶり高水準 雇用は低調
米供給管理協会(ISM)が5日発表した10月の非製造業総合指数は52.4となった。写真はニューヨークで2021年7月撮影(2025年 ロイター/Jeenah Moon)
Lucia Mutikani
[ワシントン 5日 ロイター] - 米供給管理協会(ISM)が5日発表した10月の非製造業総合指数は52.4と、8カ月ぶりの高水準を付けた。新規受注の堅調な増加を背景に、前月の50.0から上昇した。ただ、雇用は低調で、関税措置に起因する経済の不確実性を背景に労働市場が低迷していることを示唆した。
ロイターのエコノミスト調査では50.8への上昇が予想されていた。
額面通りに見れば、第4・四半期序盤の経済活動が堅調に推移していることを示唆するものの、史上最長となる政府機関閉鎖の影響で公式データの発表は停止され、経済見通しは不透明となっている。
コメリカバンクの主任エコノミスト、ビル・アダムズ氏は「経済成長は堅調だが、雇用増は低調という乖離が改めて示された」と指摘。ブリーン・キャピタルのチーフ・エコノミック・アドバイザー、ジョン・ライディング氏は、現在の状況を霧の中で車を運転せざるを得ない状態に例え、「減速しなければならないというメッセージを発している」と述べた。
新規受注指数は56.2と、前月の50.4から上昇した。一方、受注残が急減したほか、輸出需要も引き続き低調だった。ISMは「貿易摩擦はなお続いている」と指摘した。
支払い価格指数は70.0と、前月の69.4から小幅上昇した。
雇用指数は48.2と前月の47.2から上昇したものの、5カ月連続で拡大と縮小の分岐点となる50を下回っており、低調な水準にとどまっている。ISMサービス業調査委員会のスティーブ・ミラー委員長は雇用指数が50を下回っていることについて「景気の持続的な力強さへの信認が欠けていることを示している」と述べた。
エコノミストは、経済の不確実性や関税措置のほか、企業による人工知能(AI)導入により、労働需要が減退していると指摘。不法移民の強制送還による労働者の急減も労働市場の重しとなっている。
業種別では、小売、公益事業、運輸・倉庫、専門・科学・技術サービスを含む11業種が拡大。金融・保険、行政、建設など6業種が縮小した。
金融・保険の一部は活動は「おおむね横ばい」と報告。トランプ政権の新たな関税措置の影響を注視しているとも報告された。小売業は事業環境は「極めて好調」とし、供給網や物流を巡る問題はないと報告した。
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