米シティがコインベースと提携へ、法人顧客向けデジタル決済強化

　１０月２８日　米シティグループと暗号資産（仮想通貨）交換所コインベースは、シティの法人顧客向けデジタル資産決済ソリューションで協力し、将来的にはグローバルな顧客にもサービスを拡大する計画だ。写真はコインベースのロゴ。２０２２年３月撮影（２０２５年　ロイター／Dado Ruvic）

[２７日 ロイター] - 米シティグループと暗号資産（仮想通貨）交換所コインベースは、シティの法人顧客向けデジタル資産決済ソリューションで協力し、将来的にはグローバルな顧客にもサービスを拡大する計画だ。両社が２７日に発表した。

コインベースは「デジタル資産決済へのアクセスを簡素化・拡大することができるソリューションを創造する」と説明。シティは、伝統的な通貨をステーブルコインに交換する方法を探るなど、詳細については今後数カ月以内に開示すると述べた。

ステーブルコインは一定の価値を保つように設計されたデジタルトークンで、多くの場合、米ドルや国債といった伝統的な資産に裏打ちされている。