米アイオワ州の原発再稼働へ、グーグルに電力供給
10月27日、米ネクステラ・エナジーとグーグルは2020年に閉鎖されたアイオワ州の原子力発電所を再稼働させることで合意したと発表した。写真はネクステラ・エナジーのロゴと送電網のイメージ。2022年12月撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)
Laila Kearney Vallari Srivastava
[27日 ロイター] - 米ネクステラ・エナジーとグーグルは27日、2020年に閉鎖されたアイオワ州の原子力発電所を再稼働させることで合意したと発表した。データセンターの電力需要により原子力への関心が再び高まっている。
両社の合意によると、シーダーラピッズ近郊の「デュアン・アーノルド・エナジー・センター」(615メガワット)を2029年初めに再稼働し、グーグルは同発電所から25年間、電力を購入する。
ネクステラの株価は引け後の時間外取引で1%超上昇した。
両社は新たな原子力技術の開発を模索する方針も示した。
米国ではコンステレーション・エナジーが9月、ペンシルベニア州にあるスリーマイル島原発1号機を再稼働させ、マイクロソフトのデータセンターに電力を供給する契約を締結した。





