日経平均は続伸で寄り付く、初の5万円台 米株高と米中摩擦懸念の後退で

１０月２７日、寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比６０６円１５銭高の４万９９０５円８０銭と、続伸してスタートした。２０２４年２月、都内の株価ボード前で撮影（２０２５年　ロイター/Issei Kato）

［東京　２７日　ロイター］ -

寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比６０６円１５銭高の４万９９０５円８０銭と、続伸してスタートした。寄り付き後まもなく史上最高値を更新し、初の５万円に乗せた。前週末の米国株最高値に加え、米中貿易摩擦への過度な警戒感が和らぎ、買いが広がっている。ＴＯＰＩＸも史上最高値を更新した。

主力株はトヨタ自動車、ソニーグループが１％超高、日立製作所は３％超高。半導体関連は東京エレクトロンが１％超高、アドバンテストが４％超高。指数寄与度の高いファーストリテイリングが１％超高、ソフトバンクグループが２％超高、リクルートホールディングスは横ばいとなっている。