米コストコ、インドに初のIT・研究開発拠点設立へ=関係筋

会員制量販店コストコ・ホールセールは、インド南部テランガナ州ハイデラバードに同社初のグローバル・ケイパビリティ・センターを設立し、IT・研究開発拠点として活用する。事情に詳しい関係者2人がロイターに明らかにした。2月撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)
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Rishika Sadam Sai Ishwarbharath B
[ハイデラバード/ベンガルール 21日 ロイター] - 会員制量販店コストコ・ホールセール は、インド南部テランガナ州ハイデラバードに同社初のグローバル・ケイパビリティ・センター(GCC)を設立し、IT・研究開発拠点として活用する。事情に詳しい関係者2人がロイターに明らかにした。
GCCはかつてグローバル企業の低コストのアウトソーシング拠点として機能していたが、ここ数年で進化し、現在では日常業務、財務、研究開発など複数の機能で親会社を支援する拠点として活用されている。
コストコはGCCで当初1000人を雇用し、その後拡大していく。
インドには既に米JPモルガン・チェースや米ウォルマート、米マクドナルド など世界的企業がGCCを設置している。
インドのIT業界団体ナスコムとコンサルティング会社ジノブが昨年末に公表した報告書によると、同国GCC市場の規模は2024年度の646億ドルから30年度までに990億─1050億ドルに拡大すると予想されている。