午前の日経平均は続伸、米株の底堅さ好感 個別物色が活発

5月1日、前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比196円32銭高の3万6241円70銭と、続伸した。2020年10月、東京証券取引所で撮影(2025年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
[東京 1日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比196円32銭高の3万6241円70銭と、続伸した。前日の米市場では経済のマイナス成長が警戒されたが、株価は底堅さを維持したことが好感された。米大手ハイテク株が時間外取引で上昇したことも半導体株高につながり、相場を支えた。ただ、決算を受けて大幅安となる銘柄もあり、日経平均は一時マイナス転換する場面があった。
日経平均は前営業日比151円高でスタートした後、朝方に一時296円高の3万6341円62銭まで上昇した。マイクロソフトとメタ・プラットフォームズの株価が決算発表後の時間外取引で上昇したことを受けて半導体関連の一角が買われ、日経平均を押し上げた。一方、決算内容が嫌気されて大幅に売られる銘柄もあり、前場中盤には小幅安に転じる場面があった。ただ、売りが一服した後は再びしっかりした展開となった。
きょうは日銀の金融政策決定会合の結果公表を控えており、市場では政策金利据え置きが予想されている。「想定外のことが起きない限り、マーケットへの影響は少なそうだ」(国内証券・ストラテジスト)とみられている。
足元では企業の決算発表を受けた物色が活発になっている。東海東京インテリジェンス・ラボのシニアアナリスト・澤田遼太郎氏は「関税の影響もあり悪い決算を投資家も覚悟しているとは思うが、それでも株価反応はさえない」と話す。決算と同時に自社株買いを発表する企業も多いが、「(自社株買いで)株価を支えられないケースもみられ、投資家の評価は厳しいようだ」(澤田氏)との指摘があった。
TOPIXは0.23%高の2673.46ポイントで午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は2兆2028億9000万円だった。東証33業種では、陸運、ガラス・土石製品、非鉄金属など20業種が値上がり。 海運、パルプ・紙、保険など13業種が値下がりした。
個別では、前日に決算を発表した村田製作所が14%超安となり、プライム市場の値下がり率トップ。ZOZOは3%超安、東京エレクトロンは1%超安だった。一方、東海旅客鉄道は10%超高と大幅上昇。アドバンテストは6%超高、主力のトヨタ自動車は小幅高だった。
プライム市場の騰落数は、値上がり590銘柄(36%)に対し、値下がりが974銘柄(59%)、変わらずが69銘柄(4%)だった。
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