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米10年国債入札、足元の逆風にかかわらず順調な結果で需要確認

2025年04月10日(木)07時24分

 米財務省が9日実施した新発10年国債入札(390億ドル)は順調な結果に終わった。写真は、ニューヨーク証券取引所。 同日、ニューヨークで撮影(2025年 ロイター/Brendan McDermid)

[ニューヨーク 9日 ロイター] - 米財務省が9日実施した新発10年国債入札(390億ドル)は順調な結果に終わった。足元では、トランプ政権の関税政策による中国などとの貿易戦争激化懸念で金融市場が動揺し、本来安全とされる米国債にまで売りが広がっていたが、今回の入札ではしっかりした需要があることが確認された。

最高落札利回りは4.435%と、入札締め切り時点の予想を下回り、入札終了後の流通市場でも10年債利回りは入札前に比べて低下した。

応札倍率は2.67倍と、昨年12月以来の高水準で過去平均の2.53倍を大きく上回ったほか、外国中央銀行を含む間接入札者の落札比率も先月の67.4%から87.9%に切り上がった。ディーラーの落札比率は13.1%から10.7%に下がり、機関投資家の引き合いが強かったことが裏付けられた。

コーエン・スティアーズのマルチ資産ソリューションズ・マクロ調査責任者を務めるジェフリー・パルマ氏は「先週から国債市場の地合いが非常に弱くなっていた背景に照らせば、今回の10年債入札が予想より良い内容だったのは間違いない。堅調な結果は少なくとも短期的には市場心理にプラスだ」と指摘した。

ロイター
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