ニュース速報
ビジネス

イーライ・リリーとJ&J、幹部警備費用増額 保険会社CEO銃撃事件で

2025年03月13日(木)14時31分

  米製薬大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)とイーライ・リリーが2024年に経営幹部の警備費用を増やしたことが、規制当局に提出した委任状説明書で明らかになった。米医療保険大手ユナイテッド・ヘルス・グループのブライアン・トンプソン最高経営責任者(CEO)が昨年12月に銃撃され死亡した事件を受け、経営幹部の身辺警護の必要性が増していることを理由に挙げた。写真はイーライ・リリーのロゴ。米カリフォルニア州サンディエゴで2020年9月撮影(2025 ロイター/Mike Blake)

Mariam Sunny

[12日 ロイター] - 米製薬大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)とイーライ・リリーが2024年に経営幹部の警備費用を増やしたことが、規制当局に提出した委任状説明書で明らかになった。米医療保険大手ユナイテッド・ヘルス・グループのブライアン・トンプソン最高経営責任者(CEO)が昨年12月に銃撃され死亡した事件を受け、経営幹部の身辺警護の必要性が増していることを理由に挙げた。

J&Jは幹部らに武装した運転手を付けたほか、両社とも幹部について自宅警備と出張時の身辺警護を行った。イーライ・リリーが委任状説明書で警備に関する情報を開示するのは初めて。

J&Jは24年に警備支出を4倍に増やした。ホアキン・デュアトCEOの個人および自宅警備費用は10万3000ドル。

イーライ・リリーも7日提出の委任状説明書で、24年に初めて経営幹部を対象に警備態勢を敷いたと公表。「こうした警備費用は、脅威が高まっている現在の状況を考えれば適切かつ必要だ」と説明した

デービッド・リックスCEOの24年の警備費用は7万3630ドルだった。

トンプソン氏はユナイテッドヘルスが投資家会議を開催していたニューヨーク市マンハッタンのホテルの外で銃撃された。この事件は企業の経営幹部が暴力の標的になるリスクを見直すきっかけとなった。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

イラン抗議デモ、死者3000人超と人権団体 街中は

ワールド

韓国、米のAI半導体関税の影響は限定的 今後の展開

ワールド

カナダの中国製EV輸入緩和、「後悔することになる」

ワールド

米司法省、ミネソタ州知事らを捜査 移民当局妨害の疑
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:総力特集 ベネズエラ攻撃
特集:総力特集 ベネズエラ攻撃
2026年1月20日号(1/14発売)

深夜の精密攻撃でマドゥロ大統領拘束に成功したトランプ米大統領の本当の狙いは?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    上野公園「トイレ騒動」に見る、日本のトイレが「世界一危険」な理由
  • 2
    世界最大の埋蔵量でも「儲からない」? 米石油大手がベネズエラ投資に慎重な理由
  • 3
    ピラミッドよりも昔なのに...湖底で見つかった古代の船が明かす、古代の人々の「超技術」
  • 4
    韓国『日本人無料』の光と影 ── 日韓首脳が「未来志向…
  • 5
    世界初で日本独自、南鳥島沖で始まるレアアース泥試…
  • 6
    正気を失った?──トランプ、エプスタイン疑惑につい…
  • 7
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率…
  • 8
    イランの大規模デモ弾圧を可能にした中国の監視技術─…
  • 9
    日中関係悪化は日本の経済、企業にどれほどの影響を…
  • 10
    鉛筆やフォークを持てない、1人でトイレにも行けない…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 3
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率が低い」のはどこ?
  • 4
    中国が投稿したアメリカをラップで風刺するAI動画を…
  • 5
    上野公園「トイレ騒動」に見る、日本のトイレが「世…
  • 6
    Netflix『ストレンジャー・シングス』最終シーズンへ…
  • 7
    世界初で日本独自、南鳥島沖で始まるレアアース泥試…
  • 8
    正気を失った?──トランプ、エプスタイン疑惑につい…
  • 9
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 10
    母親が発見した「指先の謎の痣」が、1歳児の命を救っ…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 5
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した─…
  • 6
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 7
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 8
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 9
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 10
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中