ニュース速報
ビジネス

午後3時のドルは157円後半、ドル高の調整で円買い優勢

2024年12月27日(金)15時22分

12月27日、午後3時のドルは157円後半と、前日ニューヨーク市場の終盤に比べて小幅にドル安/円高の水準で推移している。写真は米ドル紙幣。2022年7月撮影(2024年 ロイター/Dado Ruvic)

Hiroko Hamada

[東京 27日 ロイター] -

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後3時現在 157.74/157.79 1.0409/1.0410 164.27/164.29

午前9時現在 157.76/157.78 1.0420/1.0423 164.48/164.49

NY午後5時 158.00/158.05 1.0422/1.0424 164.65/164.71

午後3時のドルは157円後半と、前日ニューヨーク市場の終盤に比べて小幅にドル安/円高の水準で推移している。前日のニューヨーク時間にドルは一時158.08円付近まで上昇したが、調整で円買いが進んだ。12月の日銀の金融政策決定会合の「主な意見」が公表されたが、これまでの植田和男総裁の発言を踏襲する内容との受け止めが聞かれ、ドル/円相場の大きな変動はみられなかった。

日銀が18―19日に開いた金融政策決定会合では、基調的な物価が着実に底上げされ「利上げを判断する局面は近い」ものの、「現段階では米国経済の不確実性が一巡するのを今しばらく注視する辛抱強さも必要だ」との意見が出されていたことが明らかになった。

市場では「ハト派的な発言とタカ派的なコメントも確認され、必ずしもハト派一辺倒ではないようだ」(T&Dアセットマネジメントのチーフ・ストラテジスト兼ファンドマネージャー・浪岡宏氏)との指摘があった。一方、基本的にはこれまでの植田総裁の発言と大きく変わらない内容で、「新しい材料はなかった」(外資証券・アナリスト)として、ドル/円の反応は小幅なものにとどまった。

午前11時頃に加藤勝信財務相の円安けん制発言が伝わると、ややドル売り/円買いが優勢となり、ドルは一時157.49円付近まで下落。先週の日米の金融政策イベント後にドル高/円安基調が続いていたほか、週末を控えて調整の円買いが入ったとの見方があった。ただ、ドル/円の下値は限られ、円高一服後は底堅い動きとなった。

日米の金融政策の差から目先もドルの堅調な地合いが続くとみる意見は多く、ドルが158円台を維持する展開となれば、「160円程度まで円安が進む可能性はある。タイミングとしては日本勢が休みに入る年明けあたりに、上方向を試す展開も考えられるだろう」(浪岡氏)という。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

キューバに石油供給する国に関税発動へ、トランプ氏が

ワールド

トランプ氏、英国の中国接近をけん制 「非常に危険」

ワールド

トランプ氏、カナダ製航空機への関税警告 認証取り消

ビジネス

米GM、カナダの工場で500人削減 労組はトランプ
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:高市 vs 中国
特集:高市 vs 中国
2026年2月 3日号(1/27発売)

台湾発言に手を緩めない習近平と静観のトランプ。激動の東アジアを生き抜く日本の戦略とは

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    180万トンの「リチウムごみ」を資源に...EV電池の「副産物」で建設業界のあの問題を解決
  • 3
    町長を「バズーカで攻撃」フィリピンで暗殺未遂、大胆な犯行の一部始終を捉えた「衝撃映像」が話題に
  • 4
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 5
    秋田県は生徒の学力が全国トップクラスなのに、1キロ…
  • 6
    パキスタン戦闘機「JF17」に輸出交渉が相次ぐ? 200…
  • 7
    日本経済を中国市場から切り離すべきなのか
  • 8
    配達ライダーを飲み込んだ深さ20メートルの穴 日本…
  • 9
    ロシア軍の前線で「弾よけ」にされるアフリカ人...兵…
  • 10
    日本はすでに世界第4位の移民受け入れ国...実は開放…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」と「フリース」に移った日
  • 3
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡張に新たな対抗手段
  • 4
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 5
    データが示す、中国の「絶望的な」人口動態...現実味…
  • 6
    ラブロフ、グリーンランドは‌デンマーク​の「自然な…
  • 7
    一人っ子政策後も止まらない人口減少...中国少子化は…
  • 8
    スペースXの宇宙飛行士の帰還が健康問題で前倒しに..…
  • 9
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 10
    40代からは「積立の考え方」を変えるべき理由──資産…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 3
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 6
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 7
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 8
    前進するロシア、忍び寄る限界...勝者に見えるプーチ…
  • 9
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 10
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中