英銀スタンチャート、大型クロスボーダー案件扱うチーム新設
9月12日、英銀大手スタンダード・チャータード(スタンチャート) は、クロスボーダービジネスの強化を目的とした法人・投資銀行部門の再編に伴い、部内に新たなバンキングチームを創設したと、ロイターが同日入手したメモで分かった。写真はスタンチャートのロゴ。2022年7月、ロンドンで撮影(2024年 ロイター/Peter Nicholls)
Lawrence White
[ロンドン 12日 ロイター] - 英銀大手スタンダード・チャータード(スタンチャート) は、クロスボーダービジネスの強化を目的とした法人・投資銀行部門の再編に伴い、部内に新たなバンキングチームを創設した。ロイターが12日入手したメモで分かった。
新チームはM&A助言チームとグローバルクレジット市場チームを統合したもので、グローバル資本市場責任者だったヘンリク・レイバー氏が率いる。
関係筋によると、この再編による人員削減などの影響はないという。
スタンチャートは3月、業務合理化とクロスボーダーの大口顧客に専念するため、投資銀行業務の再編を発表。再編により、より多くの手数料を得られる案件を獲得し、投資銀行業務におけるクリティカル・マスを達成しようとしていると関係筋は語る。