バークレイズがイスラエル国債入札不参加へ=FT

8月14日、英大手銀行バークレイズは、今後イスラエルの国債入札に参加しない方針を固めた。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が14日、事情に詳しい関係者の話として伝えた。写真は本社。2012年8月、ロンドンの金融街カナリーワーフで撮影(2024年 ロイター/Olivia Harris)
[14日 ロイター] - 英大手銀行バークレイズは、今後イスラエルの国債入札に参加しない方針を固めた。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が14日、事情に詳しい関係者の話として伝えた。
バークレイズは親パレスチナ団体からの圧力に直面し、ロンドンにある支店がこれらの団体による破壊行為の被害に遭う事態も起きている。
こうした中で5月には、イスラエルがパレスチナ自治区で使用する武器を供給する企業には投資しない意向も示していた。
バークレイズはイスラエル国債入札について、次回入札の応札に向けた同国からの要望書への回答を準備中で、来週回答する予定だとコメントした。
FTによると、バークレイズはイスラエルでプライマリーディーラーとしての役割は引き続き果たすと同国側に伝えたという。