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米アムジェン、第4四半期は15%増益 肥満症治療薬試験も順調

2024年02月07日(水)12時37分

 米バイオ医薬品会社アムジェンが6日発表した2023年第4・四半期決算は、調整後利益が15%増加した。昨年7月撮影(2024年 ロイター/Dado Ruvic/Illustration)

Deena Beasley

[6日 ロイター] - 米バイオ医薬品会社アムジェンが6日発表した2023年第4・四半期決算は、調整後利益が15%増加した。10月に希少疾患用医薬品メーカーのホライゾン・セラピューティクスを買収したことで20%の増収となった。

24年通期については売上高が324億─338億ドル、調整後の1株利益が18.90─20.30ドルになると見込む。アナリスト予想はそれぞれ327億ドルと20.02ドル。

投資家はアムジェンの試験中の減量薬に注目。同社は経口肥満症治療薬「AMG786」の最初のヒト試験データを今年前半に報告するほか、主要な注射減量薬候補「MariTide」の中間段階試験結果を今年遅くに発表する予定だとした。

第4・四半期の売上高は82億ドル。アナリスト予想の81億ドルを上回った。

ホライゾンの医薬品を除いたアムジェンの製品売上高は前年同期比5%増。数量ベースでは9%増だったが、販売価格の低下により一部相殺された。

調整後1株利益は前年同期の4.09ドルから4.71ドルに増加。アナリスト予想の4.61ドルを上回った。

ロイター
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