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米新規失業保険申請、1.8万件減の20.2万件 労働市場の逼迫示唆
2024年01月05日(金)00時12分
米労働省が4日に発表した12月30日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は1万8000件減の20万2000件となった。ロイターがまとめた市場予想(21万6000件)を下回り、労働市場が依然としてかなり逼迫していることを示唆した。(2024年 ロイター/Brendan McDermid)
[ワシントン 4日 ロイター] - 米労働省が4日に発表した12月30日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は1万8000件減の20万2000件となった。ロイターがまとめた市場予想(21万6000件)を下回り、労働市場が依然としてかなり逼迫していることを示唆した。
ただ年末年始の申請件数は不安定になる傾向がある。
23日までの1週間の継続受給件数は3万1000件減の185万5000件だった。
国際的な再就職支援会社チャレンジャー・グレイ・アンド・クリスマスによると、米国に拠点を置く企業が12月に発表した人員削減は前月比24%減の3万4817人だった。ただ2023年の人員削減は前年比98%増の72万1677人と20年以降で最多。パンデミック(世界的大流行)の時期を除けば09年以降で最多だった。