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中小企業、24年のベア計画は2.58% 前年同期を上回る=商工中金

2023年12月22日(金)16時32分

12月22日 商工中金は22日発表した中小企業の賃上げ動向調査によると、同社が試算した平均ベースアップ率の2024年計画は2.58%で、前年11月に調査した23年の計画1.98%を大きく上回った。写真は2014年7月、都内で撮影(2023年 ロイター/Issei Kato)

Takahiko Wada

[東京 22日 ロイター] - 商工中金は22日発表した中小企業の賃上げ動向調査によると、同社が試算した平均ベースアップ率の2024年計画は2.58%で、前年11月に調査した23年の計画1.98%を大きく上回った。23年の実績見込み2.92%には届かないものの、好調な企業収益や人手不足を背景に企業が賃上げに前向きな姿勢が示された。

調査は商工中金の取引先の中小・中堅企業を対象に11月17日から12月4日にかけて実施、有効回答数は2230社。

「定例給与・時給」の24年計画については、「全従業員引き上げ」と回答した企業は50.8%で、前年11月に23年の計画について尋ねた際の回答率41.4%を上回った。「賞与・一時金」についても、24年に「全従業員引き上げ」と答えた企業は33.0%で前年11月調査の27.6%を上回った。

(和田崇彦)

ロイター
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