米ブルーオリジンとサーベラス、ロケット関連会社買収に関心=米紙
米アマゾン・ドット・コム創業者のジェフ・ベゾス氏が創設した宇宙開発企業ブルーオリジンと米プライベート・エクイティ(PE)会社サーベラスが、ロケット関連会社ユナイテッド・ローンチ・アライアンス(ULA)の買収に関心を示している。2021年9月撮影(2023年 ロイター/Joe Skipper/File Photo)
[21日 ロイター] - 米アマゾン・ドット・コム創業者のジェフ・ベゾス氏が創設した宇宙開発企業ブルーオリジンと米プライベート・エクイティ(PE)会社サーベラスが、ロケット関連会社ユナイテッド・ローンチ・アライアンス(ULA)の買収に関心を示している。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が21日、情報を知る関係筋の話として伝えた。
ULAはロッキード・マーチンとボーイングが同額出資する合弁会社で、アマゾン・ドット・コムの衛星通信網事業「Kuiper」の打ち上げロケットの一つを製造している。
WSJによると、ビジネスジェット機メーカーのテキストロンも関心を示しているが、入札価格が決まらず実現しない可能性があるという。
ULAは新たなロケット「Vulcan Centaur」の開発が遅れている。
ブルーオリジン、サーベラス、テキストロン、ロッキード・マーチンはロイターのコメント要請に即座には応じなかった。ボーイングはコメントを控えた。