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VW、スペインで25─30年にEV300万台の生産目指す=子会社会長

3月22日、ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のスペイン子会社、セアトのウェイン・グリフィス会長は、スペインの2工場で2025─30年に小型電気自動車(EV)300万台を生産する計画を明らかにした。写真は同社のロゴマーク。メキシコ・プエブラの工場で2022年8月撮影(2023年 ロイター/Imelda Medina)
[バルセロナ 22日 ロイター] - ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のスペイン子会社、セアトのウェイン・グリフィス会長は22日、スペインの2工場で2025─30年に小型電気自動車(EV)300万台を生産する計画を明らかにした。
中期的にはバルセロナ郊外のマルトレル工場でEVを年間50万台組み立てることを目指しており、同工場での人員削減は優先事項ではないと説明した。
また同工場でEV生産に向けた2つ目のプラットフォーム導入に精力的に取り組んでおり、導入は競争力強化につながると述べた。
VWはすでに、25年にマルトレル工場でセアトの高級ブランド「クプラ」の小型EVの生産を開始し、さらにほぼ同時期にスペイン北部ナバラ州にあるVWの組み立て工場でVWブランドのEVの生産を開始すると発表している。