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来年の独連邦債務利払い、金利上昇とインフレで2倍近くに=財務省
2022年06月22日(水)13時30分
6月21日、ドイツ財務省が来年の連邦債務の利払い負担を約296億ユーロ(312億7000万ドル)と、今年の163億ユーロから2倍近くに急増すると見積もっていることが分かった。写真は同国の連邦財務省。ベルリンで昨年9月撮影(2022年 ロイター/Annegret Hilse)
[ベルリン 21日 ロイター] - ドイツ財務省が来年の連邦債務の利払い負担を約296億ユーロ(312億7000万ドル)と、今年の163億ユーロから2倍近くに急増すると見積もっていることが分かった。ロイターが内部試算を閲覧した。
同省は金利上昇とインフレを理由に挙げている。物価上昇はインフレ連動連邦債の利払い増大につながる。24年については252億ユーロ弱、25年で約277億ユーロ、26年で295億ユーロ弱と予測している。
連邦債務の利払いは13年に313億ユーロだったが、最近はマイナス金利も背景に大幅に圧縮され、21年は39億ユーロにとどまっていた。
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