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新生銀、1株あたり株式価値2412円─3355円 SBI連携効果は数億円
2021年11月12日(金)17時03分
11月12日、新生銀行は、SBIホールディングスによる株式公開買い付けに関する預金保険機構からの質問に回答し、同行の1株あたりの株式価値について、フィナンシャル・アドバイザーなどが行った2つの試算の評価額は中央値で2412円、2449円となることを明らかにした。写真は都内で2010年10月撮影(2021年 ロイター/Yuriko Nakao)
[東京 12日 ロイター] - 新生銀行は12日、SBIホールディングスによる株式公開買い付けに関する預金保険機構からの質問に回答し、同行の1株あたりの株式価値について、フィナンシャル・アドバイザーなどが行った2つの試算の評価額は中央値で2412円、2449円となることを明らかにした。さらに、同行グループを事業ごとに分けて算定した1株あたり株式価値は3355円になった。
SBIのTOB価格は1株2000円。
新生銀はまた中期的に株主資本利益率(ROE)8%を目指すとして、2025年3月期の業績見込みを前提とした場合、1株あたりの株式価値は2700円と算出できるとしている。
また、SBIとの連携は一定のシナジーは想定できるが、仮に成功した場合でも数年後の収益貢献は数億円程度にとどまる、との見通しを示した。
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