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日銀も一事業体として気候変動意識した取り組み行う=黒田総裁
2021年10月05日(火)14時20分
10月5日、日銀の黒田東彦総裁(写真)は、経済産業省主催の「TCFDサミット」に寄せたビデオメッセージで、日銀も一つの事業体として、温室効果ガスの排出削減や省エネルギーへの配慮など気候変動を意識した取り組みを行っていくと述べた。写真は都内で2019年12月撮影(2021年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
[東京 5日 ロイター] - 日銀の黒田東彦総裁は5日、経済産業省主催の「TCFDサミット」に寄せたビデオメッセージで、日銀も一つの事業体として、温室効果ガスの排出削減や省エネルギーへの配慮など気候変動を意識した取り組みを行っていくと述べた。その上で、今後も気候変動に関する情勢変化を適切に把握するとともに、内外関係者と情報交換し、各種施策について検討を重ねていくと語った。
黒田総裁は、気候変動問題は将来にわたって社会・経済に広範な影響を及ぼし得るグローバルな課題だと指摘し、気候関連への情報開示の促進は社会・経済を構成している各主体が気候変動問題への対応を行う上で重要な要素の一つとの認識を示した。
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