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資生堂、今期220億円の最終赤字に インバウンド大きく落ち込む
2020年08月06日(木)16時41分
[東京 6日 ロイター] - 資生堂<4911.T>は6日、2020年12月期の連結最終損益が220億円の赤字(前年同期は735億円の黒字)になる見通しだと発表した。新型コロナ感染症の影響による経済活動の停滞や消費マインドの低下、インバウンド需要の落ち込みが響く。従来は通期予想を未定としていた。
売上高は前年同期比15.8%減の9530億円、営業利益は収支トントン(前年同期は1138億円の黒字)を見込む。日本で再び緊急事態宣言が出されたり、各国で都市封鎖(ロックダウン)が実施される可能性は織り込んでいない。
同時に発表した1-6月期の連結業績は、売上高が前年同期比26%減の4178億円、営業損益が34億円の赤字(前年同期は689億円の黒字)、最終損益が213億円の赤字(同524億円の黒字)となった。
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