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三越伊勢丹HD、伊勢丹相模原店・府中店など3店舗を閉店へ

2018年09月26日(水)15時49分

 9月26日、三越伊勢丹ホールディングス は、伊勢丹相模原店、伊勢丹府中店、新潟三越の3店舗を閉店すると発表した。写真は都内の伊勢丹店舗の看板。1月に撮影(2018年 ロイター/Kim Kyung Hoon)

[東京 26日 ロイター] - 三越伊勢丹ホールディングス <3099.T>は26日、伊勢丹相模原店、伊勢丹府中店、新潟三越の3店舗を閉店すると発表した。伊勢丹相模原店と府中店は2019年9月30日、新潟三越は2020年3月22日に営業を終了する。

同社は、18年度までを構造改革実行期間と位置付けており、不採算店舗の閉店などを進め、19年度以降の再成長につなげたい考え。

伊勢丹相模原店は、1990年に開店。ピーク時の96年度には売上高が377億円まで拡大したが、競争環境激化などにより、赤字が恒常化。2003年度以降、合計約104億円の減損損失を計上していた。

伊勢丹府中店は1996年に開店。開店初年度が売上高のピークで、2003年度以降、合計約34億円の減損損失を計上していた。この施設については、新たな商業施設化に向けた協議を関係者と進めていくという。

新潟三越は、1936年に小林百貨店として開業、80年に新潟三越百貨店へ社名変更した。今後は、新潟伊勢丹への営業力の統合・集約により活性化を図るとしている。

(清水律子)

ロイター
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