ニュース速報

日米通商交渉、相互利益となる協定に仕上げたい=茂木外相

2019年09月11日(水)22時31分

[東京 11日 ロイター] - 茂木敏充外相は11日夜、官邸での就任会見で、これまで経済再生相として担当してきた日米通商交渉を引き続き担当し、「日米双方ウィンウィンとなる協定に仕上げていきたい」と述べた。

<対韓国、国際法違反の是正を要請>

日ロ関係を巡っては、ラブロフ外相と早期に会談したいと強調した。対北朝鮮では、日朝平壌宣言に基づき、拉致・核・ミサイル問題を解決し不幸な過去を清算し、国交正常化を目指す姿勢を改めて示した。

日韓関係に関しても「対北朝鮮問題への対応などを巡り、日米韓の緊密な連携が今こそ必要」としつつ、韓国側による元徴用工の問題を巡り「国際法違反の状態の是正を要請していく」と強調した。

外務省内で行われた就任会見では、外務副大臣であった2002年当時と比べ、中国の台頭を念頭に「日本を取り巻く安全保障環境は一層厳しさを増しており、国際情勢は様変わり」と指摘。「国際社会のパワーバランスの変化、複雑化、既存の秩序を巡る不確実性が高まっている」と述べ、中国の台頭を踏まえたアジア情勢の変動に対応する姿勢を強調した。

<日本はイスラエルによる入植凍結呼びかけている>

イランに関し「日本は伝統的なイランとの友好関係を強化している」とした。中東では「中東諸国との友好関係と日米同盟を生かし、平和に貢献していく」と述べた。

イスラエルのネタニヤフ首相によるヨルダン川西岸地域の一部併合を巡る発言に対して所見を求められ、「選挙期間中の発言にひとつひとつコメントするのは控えたい」と回答した。同時に「日本はイスラエル・パレスチナ当事者間の解決を支持し、(イスラエルによる)入植の凍結を呼びかけている」と強調した。

(竹本能文 編集:内田慎一)

ロイター
Copyright (C) 2019 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

米印貿易合意、3月に署名へ 印商工相が見通し

ワールド

インドネシアGDP、25年伸び率は5.11% 3年

ビジネス

独VW、中国車両の大半を小鵬と共同開発の新技術で生

ワールド

米ロ核軍縮条約失効、新たな軍拡競争の懸念 中国が対
MAGAZINE
特集:トランプの帝国
特集:トランプの帝国
2026年2月10日号(2/ 3発売)

南北アメリカの完全支配を狙うトランプの戦略は中国を利し、世界の経済勢力図を完全に塗り替える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 2
    致死率は最大75%のニパウイルスが、世界規模で感染拡大する可能性は? 感染症の専門家の見解
  • 3
    グラフが示す「米国人のトランプ離れ」の実態...最新世論調査が示すトランプ政権への評価とは
  • 4
    エプスタインが政権中枢の情報をプーチンに流してい…
  • 5
    高市首相の発言は正しかった...「対中圧力」と「揺れ…
  • 6
    ユキヒョウと自撮りの女性、顔をかまれ激しく襲われ…
  • 7
    米戦闘機、空母エイブラハム・リンカーンに接近した…
  • 8
    トランプ不信から中国に接近した欧州外交の誤算
  • 9
    アジアから消えるアメリカ...中国の威圧に沈黙し、同…
  • 10
    電気代が下がらない本当の理由――「窓と給湯器」で家…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 3
    180万トンの「リチウムごみ」を資源に...EV電池の「副産物」で建設業界のあの問題を解決
  • 4
    日本への威圧を強める中国...「レアアース依存」から…
  • 5
    ロシア軍の前線で「弾よけ」にされるアフリカ人...兵…
  • 6
    致死率は最大75%のニパウイルスが、世界規模で感染…
  • 7
    「出禁」も覚悟? ディズニーランドで緊急停止した乗…
  • 8
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 9
    町長を「バズーカで攻撃」フィリピンで暗殺未遂、大…
  • 10
    高市首相の発言は正しかった...「対中圧力」と「揺れ…
  • 1
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い国はどこ?【2025年の話題クイズ5選】
  • 2
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 3
    中国製防空レーダーは米軍のベネズエラ攻撃に屈した──台湾高官が分析
  • 4
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」…
  • 5
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 6
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?【202…
  • 7
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 8
    【クイズ】本州で唯一「クマが生息していない県」は…
  • 9
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 10
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中