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欧州市場サマリー(19日)
[19日 ロイター] - <ロンドン株式市場> 反発して取引を終えた。米連邦準備理事会(FRB)による今後の利上げペースの発表に注目が集まる中、一部事業の統合を発表した英製薬大手グラクソ・スミスクライン(GSK)
GSKは3.8%上昇した。米製薬大手ファイザーと一般用医薬品事業を統合し、98億ポンド(124億ドル)規模の合弁会社を設立することで合意した。GSKは処方薬・ワクチン部門と一般医薬品に分離されることになる。
原油価格の上昇を受け、石油大手のロイヤル・ダッチ・シェル
英航空のフライビー・グループ
一方、郵便事業のロイヤルメール
ロンドン株式市場:[.LJP]
<欧州株式市場> 反発して取引を終えた。米連邦準備理事会(FRB)がハト派的な姿勢を示すとの思惑が広がる中、ほとんどのセクターが買われた。
市場参加者の大半がFRBがこの日、利上げを決めると見込んでいるが、一部には来年の利上げ回数を従来より減らすとの見方が出ている。BNPパリバのアナリストは「大方の指標は堅調だが、金融市場の変動やインフレ期待の低下、一部の景気減速があわさって、今回はハト派的な利上げになりそうだ」と指摘した。
イタリアの銀行株指数は2.09%の上昇。イタリアの2019年予算を巡り、財政赤字幅を圧縮することで欧州連合(EU)と合意に達したことを好感した。主要株価FTSE・MIB指数<.FTMIB>は1.59%上がった。
米製薬大手ファイザーとの一般用医薬品事業の統合を発表した英製薬大手グラクソ・スミスクライン
一方で、米物流サービス大手フェデックス
アジアのデリバティブで損失を出したフランスの銀行ナティクシス
欧州株式市場:[.FJ]
<ユーロ圏債券> イタリア2年債利回りが低下。約7カ月ぶりの低水準となった。イタリアが2019年予算案で欧州委員会と合意に達したことが材料視された。
欧州連合(EU)の執行機関、欧州委員会のドムブロフスキス副委員長(ユーロ問題担当)は、イタリアと2019年予算案について合意に達したと述べた。
インテーザ・サンパオロの債券ストラテジスト、セルジオ・カパルディ氏は「欧州委がイタリア政府との激しい対立を望んでいないことは明らかだ。来年には選挙があり、細心の注意を要するだろう」と述べた。
イタリア2年債
5年債
イタリア10年物国債とドイツ連邦債との利回り格差
他のユーロ圏中核国の国債利回りはやや上昇。ただ米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え様子見ムードとなっている。
ベルギーの10年債
ユーロ圏金融・債券市場:[DE/BJ]
<為替> 欧州終盤 アジア市場終盤 コード
ユーロ/ドル 1.1421 1.1395
ドル/円 112.14 112.39
ユーロ/円 128.09 128.10
<株式指数> 終値 前日比 % 前営業日終値 コード
STOXX欧州600種 341.52 +1.06 +0.31 340.46 <.STOXX>
FTSEユーロファースト300種 1348.41 +4.62 +0.34 1343.79 <.FTEU3>
DJユーロSTOXX50種 3051.38 +11.25 +0.37 3040.13 <.STOXX50E>
FTSE100種 6765.94 +64.35 +0.96 6701.59 <.FTSE>
クセトラDAX 10766.21 +25.32 +0.24 10740.89 <.GDAXI>
CAC40種 4777.45 +23.37 +0.49 4754.08 <.FCHI>
<金現物> 午後 コード
値決め 1246.3
<金利・債券>
米東部時間12時51分
*先物 清算値 前日比 前営業日終盤 コード
3カ月物ユーロ 100.30 -0.01 100.31
独連邦債2年物 111.87 -0.02 111.89
独連邦債5年物 132.30 0.00 132.30
独連邦債10年物 163.38 +0.04 163.34
独連邦債30年物 180.86 -0.10 180.96
*現物利回り 現在値 前日比 前営業日終盤 コード
独連邦債2年物 -0.600 +0.003 -0.603
独連邦債5年物 -0.296 -0.002 -0.294
独連邦債10年物 0.242 -0.005 0.247
独連邦債30年物 0.864 -0.002 0.866