コラム

チャベスとウリベ、殴り合い寸前に

2010年02月24日(水)17時23分

 2月22日からの2日間、メキシコのカンクンに中南米とカリブ海33カ国の首脳が終結した。アメリカとカナダを除いた自分たちだけの共同体作りのためだ。だが「結束のためのサミット」も、一時はかなり荒れたらしい。ベネズエラのウゴ・チャベス大統領とコロンビアのアルバロ・ウリベ大統領、隣国ながら仇敵同士の2人が激突したからだ。

 チャベスはCNNの独占取材に対し、「もし間にテーブルがなかったら、ウリベは殴りかかってきただろう」と語っている。いったい何があったのか。


問題の昼食会に参加したある人物によれば、チャベスとウリベは怒鳴り合いを始め、口汚く罵り合った。

 最後はキューバのラウル・カストロ大統領が「結束のためのサミットで喧嘩などとんでもない」と、仲裁に入ったという。


■それでも男か、地獄へ堕ちろ

 英デーリー・テレグラフ紙の電子版は、もっと生々しい詳細を載せている


 するとチャベスは、ウリベは民兵部隊を使って彼の暗殺を図ったと非難し、こんなところにいられるかと、途中で退席しようとした。

 今度はウリベが怒鳴る番だ。先の外交官によれば、ウリベはこう言った。「それでも男か! この場で話し合うべき課題がたくさんある。お前は遠くで吠えるばかりで、面と向かえば臆病者だ」

 チャベスは怒鳴り返した。「地獄へ堕ちろ!」


──ジョシュア・キーティング
[米国東部時間2010年02月23日(火)12時26分更新]

Reprinted with permission from FP Passport, 24/2/2010. © 2010 by Washingtonpost.Newsweek Interactive, LLC.

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国際政治学者サミュエル・ハンチントンらによって1970年に創刊された『フォーリン・ポリシー』は、国際政治、経済、思想を扱うアメリカの外交専門誌。発行元は、ワシントン・ポスト・ニューズウィーク・インタラクティブ傘下のスレート・グループ。『PASSPORT:外交エディター24時』は、ワシントンの編集部が手がける同誌オンライン版のオリジナル・ブログ。

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