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「パンダを見たい日本人は中国に来い」...中国の「懲罰的パンダ外交」で日本からパンダが消える

China’s Panda Diplomacy Strikes Japan Amid Souring Ties

2026年1月23日(金)17時25分
マイカ・マッカートニー
シャオシャオとレイレイの案内板

上野公園のパンダも1月下旬で見納めだ Takashi Images-shutterstock

<中国は、高市首相の台湾有事に関する圧減と、パンダを日本から引き上げることとを関連付けてはいないが>

2021年6月23日に上野動物園で誕生したジャイアントパンダの双子、シャオシャオとレイレイは、1月27日に上野動物園を離れることになった。これにより、半世紀ぶりに日本からパンダが1頭もいなくなることとなる。

【動画】上野動物園で誕生したジャイアントパンダの双子、シャオシャオとレイレイ

絶滅危惧種であるパンダは、10年間の貸与契約のもとで日本に貸し出されていた。この契約は2021年に期限を迎えた後、さらに5年間延長されていた。1972年に日中が国交を正常化して以来、少なくとも1頭のパンダが常に日本にいた。

専門家は、今回、契約が延長できなかったのは、2025年11月に高市早苗首相が台湾有事への軍事介入の可能性について発言したことを受け、中国が日本に不満を示しているためだと見ている。

本誌は中華人民共和国駐日本国大使館にコメントを求めている。


中国外交部の報道官、郭嘉昆(クオ・チアクン)は、1月21日の定例記者会見でパンダが日本に貸し出されないことで、二国間関係にどのような影響があるのか問われた際、「日本には多くのジャイアントパンダのファンがいることを承知している。日本人が中国に来てパンダを見てくれることを歓迎する」と、日本の観光客の訪中を期待する旨の発言を行いつつ、質問への明確な回答を避けた。

シンガポールの防衛戦略研究所のコリン・コー上級研究員はX(旧ツイッター)で、この発言の意図につき、「私(中国)はもう君たちにパンダを貸したくない、高市が台湾について言ったことが気に入らないからだ。でも日本人観光客が落としてくれるお金は今でも大好きだよ」と説明を加えた。

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