最新記事
SNSで話題

「不衛生すぎる」...「ありえない服装」でスタバ休憩する女性の動画にSNS激怒、女性の「思わぬ反論」とは?

Woman Goes to Starbucks in Scrubs, Can’t Believe Note Left on Drink

2025年11月14日(金)15時16分
ルーシー・ノタラントニオ

スクラブを着る理由については、「プロらしく見えるし、着心地もいい」と語っている。

ワグスタッフはさらにこう付け加えた。「施術日はクリニックの外に出ずに、清潔な無菌状態のスクラブを着用している。同じようにしている施術者は多いし、それが私たちの日常業務の一部。必要な場面では最高水準の衛生管理を徹底している」

米テキサス州の2つの大学で行われた調査では、医療関係者と非医療関係者の双方が「スクラブは基本的に臨床現場でのみ着用すべき」と考えていることがわかった。

ただし、医療従事者は仕事後に着替える必要性をあまり感じておらず、非医療関係者の方が「職場を出る前に着替えるべき」とする意識が強い傾向にあった。

一方、コメント欄にはワグスタッフの仕事をユーモアを交えて応援する声も見られた。

「ねえ、フィラーを打つ前の私の唇を見せたいくらい。あなたは命を救ってるよ」とあるユーザーが投稿すると、別のユーザーも「つまり、自信のなさから誰かを救ってるかもね」と続けた。

米国形成外科学会(ASPS)によると、2024年に実施された約2850万件の低侵襲美容施術のうち、唇のボリュームアップ(リップオーギュメンテーション)は上位5位に入っている。このうち、唇への注入施術は約145万件に上り、特に人気の高い分野となっている。

ただし、依然として最も多く行われているのは、神経伝達を一時的に遮断して筋肉の動きを抑えるボツリヌス毒素(ボトックス)注射だ。

Reference
Bambekova, Pavela G., et al. "Is It 'In' to Wear Scrubs Out?" Southern Medical Journal, vol. 111, no. 9, Sept. 2018, pp. 537--41. PubMed, https://doi.org/10.14423/SMJ.0000000000000861.

ニューズウィーク日本版 ISSUES 2026
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2025年12月30日/2026年1月6号(12月23日発売)は「ISSUES 2026」特集。トランプの黄昏/中国AIに限界/米なきアジア安全保障/核使用の現実味/米ドルの賞味期限/WHO’S NEXT…2026年の世界を読む恒例の人気特集です

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

原油先物、25年は約20%下落 供給過剰巡る懸念で

ワールド

中国、牛肉輸入にセーフガード設定 国内産業保護狙い

ワールド

米欧ウクライナ、戦争終結に向けた対応協議 ゼレンス

ワールド

プーチン氏、ウクライナでの「勝利信じる」 新年演説
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:ISSUES 2026
特集:ISSUES 2026
2025年12月30日/2026年1月 6日号(12/23発売)

トランプの黄昏/中国AI/米なきアジア安全保障/核使用の現実味......世界の論点とキーパーソン

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめる「腸を守る」3つの習慣とは?
  • 2
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    世界最大の都市ランキング...1位だった「東京」が3位…
  • 5
    中国軍の挑発に口を閉ざす韓国軍の危うい実態 「沈黙…
  • 6
    マイナ保険証があれば「おくすり手帳は要らない」と…
  • 7
    「すでに気に入っている」...ジョージアの大臣が来日…
  • 8
    「衣装がしょぼすぎ...」ノーラン監督・最新作の予告…
  • 9
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」…
  • 10
    「サイエンス少年ではなかった」 テニス漬けの学生…
  • 1
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 2
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 3
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 4
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 5
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 6
    中国、インドをWTOに提訴...一体なぜ?
  • 7
    マイナ保険証があれば「おくすり手帳は要らない」と…
  • 8
    海水魚も淡水魚も一緒に飼育でき、水交換も不要...ど…
  • 9
    アベノミクス以降の日本経済は「異常」だった...10年…
  • 10
    「衣装がしょぼすぎ...」ノーラン監督・最新作の予告…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 5
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切…
  • 6
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした…
  • 7
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 8
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 9
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 10
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入と…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中