【ガザ】メディアが作った衝撃「飢餓」写真
How a viral image is fueling the fight over reports of starvation in Gaza
トルコの通信社アナドルのカメラマンが撮影したマトゥークとその母親の複数の写真を提供している大手写真エージェンシーのゲッティイメージズの写真説明は、マトゥークは「病気」の子どもであり「栄養失調の兆候もみられる」となっている。
国連機関を含む国際人道団体は、イスラエルが必要な援助物資の搬入を阻んでいるとして非難しており、およそ200万人が暮らすガザの窮状が深刻化していると訴えている。
ガザの保健省は7月26日、新たに5人が飢餓で死亡し、2023年10月7日の戦争開始以降の餓死者が127人に達したと発表。そのうち85人が子どもだったという。
イスラエルは2024年3月、援助物資がハマスによって横流しされているとして搬入を停止。その後、アメリカ支援による「ガザ人道基金」のみに一部ルートを認めたが、その配給所ではお腹を空かせて殺到する人々がイスラエル国防軍(IDF)に撃たれて死亡する暴力が繰り返し報告されており、パレスチナ市民の安全を脅かしている、と国連は警告した。





