政治資金問題の処分、現段階で「判断されるはずない」（岸田首相）

３月２７日、岸田文雄首相（写真）は参院予算委員会で、自民党派閥の政治資金問題を巡る関係議員の処分内容について「全く何も決まっていない」と述べた。写真は１７日、都内での代表撮影（２０２４　ロイター）

岸田文雄首相は２７日の参院予算委員会で、自民党派閥の政治資金問題を巡る関係議員の処分内容について「全く何も決まっていない」と述べた。党による追加の聞き取り調査の状況を踏まえた上で政治責任を判断していかなければならないとの考えを示し、「調査を始めた段階で具体的な処分、この程度ということが判断されるはずがない」と語った。

　

杉尾秀哉委員（立憲・社民）の質問に答えた。

選挙での非公認を含む処分が検討されているとの一部報道を巡り、杉尾委員は、新型コロナ禍の緊急事態宣言下に銀座のクラブを訪れ、離党勧告を受けた「銀座３兄弟」とどちらが悪質なのかとただした。

［ロイター］

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