最新記事
英王室

いったい何を隠してるのか? キャサリン妃の加工写真にいきり立つソーシャルメディア、燃え上がる陰謀論

Kate Middleton photo deepens conspiracy theories

2024年3月12日(火)14時42分
ジャック・ロイストン

このような経緯が、今回のキャサリン妃と子どもたちの写真の「見られ方」にも影響を及ぼしており、写真の加工についての説明をより難しくしている。

一つ考えられるのは、単にキャサリン妃と3人の子どもたち全員が笑顔の写真を撮るのが難しかったということだ。

 

だがそれでは、シャーロット王女の手の位置を変えたらしいことへの説明がつかない。そして今回の写真を加工したことで、英王室が今後、信用を取り戻すのは難しくなったかもしれない。

ソーシャルメディア上の陰謀説は再び過熱状態となっており、左派の著名な評論家であるオーウェン・ジョーンズによる「なるほど。これで私もケイト・ミドルトン(キャサリン妃)陰謀説の信者になった」という投稿は140万回以上閲覧された。

騒動を受けて、キャサリン妃は11日にSNSへの投稿で写真を加工したことを事実上認めた上で「混乱を招いた」として異例の謝罪を行った。英王室の関係者も、「リラックスした感じを出すために」微調整が行われたとしているが、加工の理由や詳細は明らかにされていない。

ソーシャルメディア上では「オリジナルの写真を出せ」という声がますます盛り上がっているが、ケンジントン宮殿側は拒絶し続けている。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

日経平均は3日続伸、約1カ月ぶり高水準 米CPI後

ワールド

中ロ首脳が北京で会談、包括的戦略パートナーシップ深

ワールド

中ロ間決済「90%が元とルーブル」、プーチン氏が習

ビジネス

午後3時のドルは下落154円前半、ポジション調整主
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:インドのヒント
特集:インドのヒント
2024年5月21日号(5/14発売)

矛盾だらけの人口超大国インド。読み解くカギはモディ首相の言葉にあり

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    立ち上る火柱、転がる犠牲者、ロシアの軍用車両10両を一度に焼き尽くす動画をウクライナ軍が投稿

  • 2

    プーチン5期目はデフォルト前夜?......ロシアの歴史も「韻」を踏む

  • 3

    北米で素数ゼミが1803年以来の同時大発生、騒音もダブルの「大合唱」

  • 4

    羽田空港衝突事故で「日航の奇跡」を可能にした、奇…

  • 5

    マーク・ザッカーバーグ氏インタビュー「なぜAIを無…

  • 6

    新宿タワマン刺殺、和久井学容疑者に「同情」などで…

  • 7

    それでもインドは中国に勝てない...国内企業の投資意…

  • 8

    総額100万円ほどの負担増...国民年金の納付「5年延長…

  • 9

    老化した脳、わずか半年の有酸素運動で若返る=「脳…

  • 10

    ロシア兵がウクライナ「ATACMS」ミサイルの直撃を受…

  • 1

    新宿タワマン刺殺、和久井学容疑者に「同情」などできない理由

  • 2

    やっと撃墜できたドローンが、仲間の兵士に直撃する悲劇の動画...ロシア軍内で高まる「ショットガン寄越せ」の声

  • 3

    立ち上る火柱、転がる犠牲者、ロシアの軍用車両10両を一度に焼き尽くす動画をウクライナ軍が投稿

  • 4

    大阪万博でも「同じ過ち」が繰り返された...「太平洋…

  • 5

    原因は「若者の困窮」ではない? 急速に進む韓国少…

  • 6

    北米で素数ゼミが1803年以来の同時大発生、騒音もダ…

  • 7

    「恋人に会いたい」歌姫テイラー・スウィフト...不必…

  • 8

    常圧で、種結晶を使わず、短時間で作りだせる...韓国…

  • 9

    ロシア兵がウクライナ「ATACMS」ミサイルの直撃を受…

  • 10

    プーチン5期目はデフォルト前夜?......ロシアの歴史…

  • 1

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 2

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 3

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なない理由が明らかに

  • 4

    新宿タワマン刺殺、和久井学容疑者に「同情」などで…

  • 5

    やっと撃墜できたドローンが、仲間の兵士に直撃する…

  • 6

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価…

  • 7

    一瞬の閃光と爆音...ウクライナ戦闘機、ロシア軍ドロ…

  • 8

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた…

  • 9

    ヨルダン・ラジワ皇太子妃のマタニティ姿「デニム生地…

  • 10

    立ち上る火柱、転がる犠牲者、ロシアの軍用車両10両…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中